« 川越リポート(2) | トップページ | トレッチェ デロルト »

2006/05/02

川越リポート(3)

Pict1974_2

川越唐桟で行くぞ~。

さて、本題のリポート(3)です。川越唐桟をリポートするからには、当然川越唐桟、です。何でもかたちから入るのがお得意みやざです。で、結構中味まで行き着かないことも、少なくないのですが(笑)。Pict2071

二分紐2本の裏技(ってほどじゃないけど

無地感覚の微塵格子に木綿の半幅をリボン返しに結んで、帯締と帯留をアクセントに。帯締ですが、これは二分 紐を2本合わせて使っています。1本では細すぎますが、2本で合わせる色によって表情が出るし、2本を撚ったり捻ったりしても。使い方で雰囲気が違ってくるスグレモノです。二分2本なら帯留にも通ります。Pict2076_3

Pict2077_2 在庫ありそう川越唐桟

川越の呉服専門店はさすがに唐桟は豊富です。ネクタイまで作っているお店もありました。多分地元では在庫がまだまだあるんじゃないかな。みやざえもんが東京で「品切れ」と言われて手に入らなかった品番の唐桟も発見。購入してしまいました。¥8000。でもいま東京でもひつじ屋さんや新潟廣島さんが唐桟の会を開催してるけど、こんな風に扱ってくれさえすれば近くの専門店でもGETできるはず、だと思うのですが・・・。

どこの店でも「それ、川越唐桟ですね」と声をかけられました。でもねー、昨日は埼玉方面30℃の夏日。単衣は正解ですが、襦袢が失敗、夏ものでよかったくらい。ホント、大久保さんの「きもののセオリー」通り、夏襦袢は早めに用意が正解です。30℃でもさすがに薄物という訳にはまだいかないからねー。1敗。

Pict2066アンティークショップでめっけモン

で、アンティークショップもチェック。この辺はまだ、東京のアンティークショップほど荒らされてない、という感じです。「イートハーブ」という黒塀の店が並ぶ通りにあるお店で、写真の正絹紬の単衣¥3000。(←銘仙じゃない?との指摘ありです。そうかも)音符♪が可愛いでしょ。 名古屋帯¥3000。これは裏が絹の黒繻子、表が縮緬。芯無しの仕立てで、よく締まります。1勝。買ったのはすぐ着たい病の(笑)みやざえもん。日中の唐桟からお召し替えで、夜ご飯へ。帯締、半衿は持っていったもので流用。Pict2070 でもこれで食事に行って帰ってから、「お尻に¥3000の値札が張り付いてるヨ」。ハア~?もっと早くおしえてよ~(泣)。2敗。あ、それとこの袖、薙刀(なぎなた)袖まではいきませんが、丸みが大きくてよりカジュアルっぽい可愛さがあります。

Pict2068_1

Pict2075 でもですね、今回のもうひとつのお宝GETは、写真の絹銘仙、(←絹じゃない銘仙はないってご指摘アリ。確かに)しつけがしたままの新品!コレも¥3000!2勝。ピンクの八掛がちょっとイケてない・・・かな。でも、いいでしょ、この柄。エッヘン。

そういえば「イートハーブ」は古い雑誌も置いてるのですが若かりしころの三田佳子、若尾文子発見。きれい~。

Pict2061

旅にきもの、です

・・・というワケで、川越の2日間でした。ナニがレポートかって、突っ込まないでね、イロイロなんです(笑)。でも、今回月刊アレコレの取材記アレコレでも、きもので旅もいーよね、みたいなことを書いたので、実践も兼ねました。ついた日は夜で洋服のまま。翌日にきものです。木綿単衣、半幅帯に襦袢、肌着はTシャツに裾よけ。足袋は薄手ポリのタビックス。帯締や紐は問題ないですが、下駄がややかさばったかな。下駄を別にすれば、デニム1本にインナーの着替えを持っていくのと、変わんないんじゃないかな。きもののままで行って過ごしても問題ない、ない。今日帰りは昨日とはうって変わった低気温のひどい雨だたので、雨支度もなく洋服で帰京しましたけど、きものだと、近場の小旅行でも旅がちょっとグレードアップ、です。

|

« 川越リポート(2) | トップページ | トレッチェ デロルト »

きもの」カテゴリの記事

コメント

自称二勝二敗の?世にも珍しい子連れ女羅漢の「アラレ」さん!フゥ~なが・・
ちょっと気に成ったので・・・「お尻に3000円の柄の有る紬」それって『銘仙』では・・・(ひょっとして三敗?)、次にアラレさんよりも古そうな新品?「絹銘仙」?・・・絹でない『銘仙』ってあったっけ・・・??(ひょっとして四敗?)
捨てる神有れば拾う神あり、蓼食う虫も好き好き・・う~世の中上手に回ってます・・神や虫や?・・・失礼仕りました!

投稿: maymayman | 2006/05/02 20:46

maymaymanさま
え?そうなんですか。お店の人から聞いたんですけど~(泣)。いわれれば絣のかすれ具合が、銘仙ぽい・・・かも。
銘仙の「絹」はついつい最近の習慣で自動的につけちゃいましたね。おっしゃる通りなんですけど(やっぱ4敗?)、今日び、きもの、帯、半衿と化繊ものも皆さん抵抗なく着ちゃうので、逆に区別をつけるために襦袢や半幅も「絹」ってついついつけちゃう。
勉強させていただきました。お代官さま~。

投稿: アラレ | 2006/05/02 22:22

「蛇足」・・・!!
この業界『絹』”が”レギュラーなんです!!!
『麻』・『綿』は「太物」で別格!!
比較的歴史の浅い『ウール』(めりんす・セル・Aネル等)は従ってウール”の”A/Sとか・めりんすの襦袢とか、絹”以外”の物と言う意味で説明が付きます・・・従って『半衿』と言うときは当然『絹』を意味します・・・だから絹以外のほうに、ウールとか・化繊とか・交織とか説明を付けます!!!

投稿: maymayman | 2006/05/03 10:59

いやいやもの凄い記事の量です。

投稿: 14 | 2006/05/03 21:59

始めまして。じゅんこと申します。銘仙で絹でないものは、いくらでもあります。スフが入っていればあのつやがないし、木綿のはいってるものもある。さすがに、ウールは聞いたことないですけど。スフや木綿いりなら、300円ぐらいですよね。
でも、木綿入り、よろしいよ。だって、銘仙弱くて、すぐあちこち擦り切れてくるのに、木綿入りは丈夫。私は気に入ってます。

投稿: 梶本 じゅん子 | 2006/05/03 23:08

maymayman さま
確かに業界ではそうですよね。

投稿: みやざえもん | 2006/05/04 12:50

14師匠
最近思い切りサボった分です。
でも書き溜めは、効きませんよね(笑)。

投稿: みやざえもん | 2006/05/04 12:52

じゅんこさま

ようこそ。参考になりました。ありがとうございます。
やはりおきものがお好きなんですね。
ナンカ、きものを通してネットで初めての方とも
情報を共有できることがうれしいです。
また、遊びにきてくださいマセ。

投稿: みやざえもん | 2006/05/04 12:55

アラレさん、この場お借り致しますゴメンなさい。

じゅんこさま、始めまして、メイメイマンと申します!
「スフ(人絹)」エライ懐かしい名前を見て驚いています!良くご存知ですね!
>いくらでもあります・・・と言う事ですが?何時頃の話でしょうか?戦後ですか・戦前ですか・大正期でしょうか・・・?
戦後物の無い統制下の一時期「古着等もかき集めて商売した・・」とは、祖父母の話で聞いておりますが、昭和50年代前後自分が「きもの」に係り始めてからは、藤絹・スフ・ガス・ナイロンモス等は扱っておらづ、基本的に『着物は絹』と心得て来ました・・・長いこと商いをして来て、お恥ずかしい限りです・・・若い頃は復刻版の「伊勢崎銘仙」(昔の銘仙とはかけ離れていた肉厚の生地でしたが)ぐらいしか市場に無く、殆ど商っていません、最近のブームで少し調べなおす事があった程度です、手持ちの書物に記載が無いので、ヒントなど有りましたらお願い出来ませんでしょうか・・・お返事待っています!

投稿: maymayman | 2006/05/04 13:52

みやざよ、良くぞ無事にお帰りで!
よく、あちこち行けたね。今回は、迷わなかったの?
そーよね、11殿が一緒でしたもんねー、迷うはずないわよねー。
仕事を兼ねての家族旅行かな?
きもの旅行リポートもありで、、、やはり、完全なプライベート旅行ってわけにはいかないよね。
ま、それでもみやざのことだから、思い切り川越を満喫したことでしょーよ。
ところで、桔梗へのお土産は?

投稿: 桔梗 | 2006/05/05 01:47

(キッパリ)ないっ!

ところで、今月、久々の吉右衛門、観にいくよー。

投稿: みやざwもん | 2006/05/05 08:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/96378/9867845

この記事へのトラックバック一覧です: 川越リポート(3):

« 川越リポート(2) | トップページ | トレッチェ デロルト »