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2006/10/25

保多織り、着てみました。

Pict4480 あの、保多織りです。

本日、雨にも関わらず下ろしちゃいました。

帯は、半幅・木綿帯です。帯揚は辛子色の縮緬無地。

感触は、思ったよりさらり・・・というか、しなやかな身体に添う感じがあります。
もっとラフかなと思っていました。

Pict4470 生地に適度な重さがあって、重力を感じるストンとした、落ち感があります。
比べると、ですが、例えば、綿絽や阿波しじらなどの木綿は空に浮くような身体への接触感で、重さを感じませんが、そこの質感が大いに違います。

生地の厚みもあると思います。同じ木綿の川越唐桟の重力感というか、身体に添う質感はそれらの中間といったところです。

さて、先日仕立て上がりをアップしたときに、専門家より「膝やお尻が出そう」とのご指摘がありました。

本日、ちょうどお茶のお稽古、グッタイミ~ン、ってやつでしょうか。

因みに本当のお茶席では帯留はNGです。
お稽古なので、あり、です。

Pict4466

着てすぐに写真撮るのをうっかりしちゃいまして・・・・でも上の立ち写真はまだ、準備、ご挨拶などをした程度。もちろん、畳です。

で、こちらお手前が二つ終わったあとです。やっぱり、出ますね。ラインが曲線になっています。

でも畳に正座なので、大分生地に負荷がかかります。いまどきの椅子生活でなら、そんなに問題ないと思われますが、問題はお尻、ですね。

で、すっごく恥ずかしながら、みやざのお尻、どア~ップ、でございます。

   許せ。

・・・・・・・でまあ、下の写真、こんな風でございます。

Pict4484 椅子に座ってちょっとばかし原稿を打ったあとです。
下の方のタルミは着付けの問題もあると思われますが(笑)、少しユルみ、タルみが出ますね。

ただ、これまで他の木綿でここまで写真を念入りに撮って比較したことがないので、これが果たして保多織り特有のタルみかどうかは、確定できないかも知れません。

Pict4486_1 しかし川越唐桟よりは膝、出るかな。川越唐桟は糸の打ち込みがしっかりしているので、そんなに膝はでません。阿波しじらは、落ち感がない分、もっとラインが曲線になりますけどね。

で、結論。
それでも、普段着の木綿ですから全然気にならない。着心地はすっごくいいです。

あ、結論違います? 感想?

本日のきものレポートでしたが(笑)。機会があれば、もう一枚欲しいなと思います。
みやざ的にはこの無地、色、正解です。
ちょっとスタイリッシュに着こなせる感じ、しません?

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きもの」カテゴリの記事

コメント

おはようございます!

さて、気分も一新しまして、朝一番!ほめ殺しと参りましょうか?(笑)
この保多織り着物。落ち着いた感じで、みやざえもんさんでさへ
しっとりとした、いい女に映りますね!(爆)
特に、この帯との組み合わせが良かった。先日、合わせた帯の時は、
ちょっと、地味かなあと思っていたのですが、こちらの方が良く映えてます。
この着物の場合は、白い半襟の出は少しおさえめにした方が良かったかもね。
この画像の上に松嶋菜々子の顔があったら最高でしたね!がはははは(爆)

投稿: 萬屋千兵衛 | 2006/10/25 07:21

雨の日に!?
いいなぁ。
NYでは不可能です。(道が非常に悪いので)
とても良い色ですねぇ。

投稿: minako | 2006/10/25 10:23

千兵衛さん

>みやざえもんさんでさへしっとりとした、いい女に映りますね!(爆)

これ、褒めてませんから。
そう、半衿がちょっとでてきてしまいました。
顔は松島菜々子なんて、そんな、せいぜい宮沢りえですわ。(爆)

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美奈子さま

一応、雨コートは持ちましたが。
でも、木綿なので土砂降りでなければ
そんなに気にはなりませんよ。

でも、道路の良し悪しは大きいですね。

投稿: みやざえもん | 2006/10/25 11:15

ヤハリね・・・しじら・麻・等夏向けの着尺に関しては『涼』ただ一点の為に目をつぶっていた、打ち込みの事も、秋木綿・春木綿・冬場にも単で着て貰おうとするならば、羊は「打ち込みの密な物」にコダワリマス!従って打ち込みに不安の有る物も、「丹波布」等20年以上前に実験的に売って以来・・・扱うのをやめました・・・シルエットの崩れすぎる物は、女性を美しく見せませんので・・・
ゆるっとした着装を、多くの人達が「普段着」(現代は形容矛盾・・)ならこんな物ネ!と言う様な、昔の常識として理解が広まれば良いのですが・・・こういう難点も有るが、この着装間も捨てがたいね、などというような自在な心を育てないとね・・・難しいよ!知識の少ない人が他人に批判をされると・・・凄く落ち込むし!?お店の側に怒りが向きますから!!!

投稿: maymayman | 2006/10/25 11:48

maymaymanさん

>こういう難点も有るが、この着装間も捨てがたいね、などというような自在な心を育てないとね

おっしゃる通りです!
明らかに良いものは誰が見ても良い、という真実もありますが、その反面、感じ方に個人差があるのもまた事実です。


着る立場が、何をいまの自分の「一番」に持ってくるかということですね。

ユルいこと(ちょっとだらしなく見えること?)=普段着とはもちろん思ってはいませんが、
「そのきもの」だから楽しめる特徴があって、そこを楽しみたい人がいる…。
マイナス部分の許容は、良い点とのバランスと、個人の意識にもよるでしょうね。

そして、きものを作り、売る立場もまた自分のこだわる一番に従うからこそ、
きものや店の「個性」が立ってくるのだと思います。

一度、きものの「お楽しみ勉強会」してくれませんか。
素材の特徴や、産地の特徴など、雑誌程度では得られないオモシロイお話会ができると思いますけどね。
来る人たちは、本当にきものが好きな人、
これからもっときものを知りたい人じゃないですかねー。

投稿: みやざえもん | 2006/10/25 13:11

木綿の無地、断然アリですね!
気軽なのにちょっと端正なところが、木綿のキリリとした良さが現れていて、とても素敵です。

私は、宮尾登美子いうところの「病持ちほどの縞好き」で(笑)木綿は縞ばかり。でも最近、小紋柄のウールを手に入れた(500円!)のをきっかけに、チャレンジモードに入っています。
無地の木綿、私もいつか誂えてみたいな。

投稿: 雪 | 2006/10/25 18:15

興味深いレポートありがとうございます。
>生地に適度な重さがあって、重力を感じるストンとした、落ち感があります。
まるで着物情報誌の編集長のような表現ですわ・・ステキです。
「保多織り」は名前だけ知ってましたが、よさげですね。
膝が出るのは絶対イヤ!って思ってましたから、これで安心して木綿が着られます。

帯と帯揚げの合わせ方もとてもステキです。

投稿: なごみ | 2006/10/25 21:11

シワの件、仰られてる通りだと私も思います。
やっぱり、膝もオシリも少々出てしまいますが、「それが木綿なのよねっ」と言う感じでしょうか(^^;
川越唐桟も持っていますが・・・・やっぱり少し膝が出ますよね。
これもまた、「木綿だからねっ」・・・と。

お手軽さ、着心地の良さ、それからなんと言っても絹に比べたら思い付き易いお値段!
私も保多織がもう1枚欲しいです。
いいなぁ、無地きもの(ヨダレ)

投稿: けいこ | 2006/10/25 22:03

雪さま

こんにちは。

>木綿の無地、断然アリですね!
>気軽なのにちょっと端正なところが~

でしょー?!(笑)
そう!そうなんです。帯や小物が楽しいですよ。
普通だったら私には派手?みたいな帯も、
なじみやすい気がします。
チャレンジモード、全開で楽しめますよ、きっと。

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なごみさま

こんにちは。
木綿はある程度は膝が出るようですが、
あとは種類による差と、ご自分の許容範囲ですね。
しかし着心地はいいですよ、保多織りは。

>まるで着物情報誌の編集長のような表現ですわ・・ステキです。

すみません、一応「着物情報誌の編集長」のはずなんですが……(爆)、
アレ、でも、自分でも時々仕事なんだか、
素なんだか境目がなくなります(爆)。

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けいこさま

そのきものの何を良しとして、選び、着るかというのは、
100%着る人の好みですよね。
その上で、膝がでるなどの「ウィークポイント」を許容できるか否か……。
でも、絹ほど汚れを恐れることなく着られる気軽さがあるから、
きものを着るシーンが広がるのだと思います。
ちょいちょいと、半幅を締めて出かけられますもんね、
居酒屋さんでも(笑)。

投稿: みやざえもん | 2006/10/25 22:41

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