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2006/10/05

リサイクルきものの値段てさー・・・。

Pict3695 先日、かつて問屋さんで何十年もお仕事をしていた方が久しぶりに会社へ顔を出した。

定年退職後も、専門知識があるその方はお忙しそうだった。そのなかで、やはり定年後に「リサイクルショップ」での品定めに忙しい方がいると話していた。

買い付けたきものが、どんな種類、素性のもので、状態がどんなものかを鑑定できる“目”を持つ専門家が少ないとのこと。

フーン。なんか納得。・・・・というのも――。

とある日、リサイクルきものショップへ行った。羽織を見た。
フーン、これが、5千円かー。こっちは1万円なんだぁ。総じて都内のショップは高い。
地価が高いしなーなんて。(お客がお店の値段を言い訳して納得してどーする・笑)

ところがね、すぐそばのもう1件のリサイクルショップ。無造作に押し込まれた古着のダンボールをホジホジしてたら、で、出たー。

中羽織だけど、正絹、しつけしたままの小紋の羽織が、ご、ごひゃく円、漢字で入力すると、五百円(笑)。よくよく見れば、袖口に小っちゃな虫喰い穴。わからない、わからない。実際は写真ほど赤くない。うそつきに使ってもいいし。

でもね、前肩とか背中に大きなシミがあって、ヨレヨレでも、表参道の外国人御用達土産物店地下のショップは平気で5千円とかついてるのです。どう頑張っても、これは着られないだろうという、代物。年代物の端切れとしての扱い? でも、到底納得がいかない値段。・・・・やっぱ、地価? 

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コメント

おはよう御座います!私も常々疑問に思ってました!リサイクル着物のお値段の格差・・。私は末っ子がサルからヒトへの転換期(いや、まだまだ遠いかも・・)の3歳児と言うこともあって、お買い物はヤ*オクがメインですが、実際触れたり、当ててみたり出来ないものに「めったに出ない珍品!36、800円スタートです!希望落札価格 68,000円」・・なんての見ると・「さっきの出品者の3000円とそんなに違うか?コレ・・」などと、真夜中にひとり突っ込み入れてしまいます。その場合も出品者の店構えの地価かしら^^;                                                                ところで私、嫁入り道具の中に祖母がいれたとんでもない訪問着(ポリポリにどぎつい色合い・・)をリサイクル店に800円で売りました。数日後、店頭で5000円の札とともに「踊り用にいかがですか?」。・・・もう、その店には行ってません。                        

投稿: ゆん | 2006/10/06 06:54

ゆんさま

おはようございます。
そうなんですよね。手にとって見てもよくわからないのに、
ネットでの商品はさらに「よくわからない」ですからねー。
こちらが目利きになるしかないということなのでしょうか。

でも、800円が5千円ですかー。しかも、「薦めて」るし。
だからこそ、しっかりした店、知識がある店員さんが貴重だし出会いたいですよね。それこそ「一生もの」(笑)。

投稿: みやざえもん | 2006/10/06 07:47

ずばり 地価でしょう!同じ様な物でもデパートの中のリサイクル着物店においてある物はゼロが1個多いと思います。
いかにもおっちゃん&おばちゃんが趣味でやってますというお店ではデパート以上の品でも1000円とかで売ってますよね。
ま、世の中には高い着物を買って優越感に浸るのが快感というお金持ちの方がいるので その方用のお店・・と認識しましょうか??(爆)

投稿: こぱんだ | 2006/10/06 08:56

こぱんださま

やっぱ……ですかね。

それでいて複雑なのは、
安くていいのを見つけるとうれしいけど、
ときとして、それこそしつけをしたままのお嫁入り道具と
おぼしききものが千円の値札をつけていると、
親ときものの気持ちがかぶって切なくなることもあります。

でも、みんながきものを大好きと思って着てあげたら
それが一番なんだよね、きものにとっては。
みやざもやっぱ安いのは最大級にうれしいし(爆)。

投稿: みやざえもん | 2006/10/06 17:21

・・・「親ときものの気持ちがかぶって切なく・・」分かります。良く、そう感じます。・・そして暫く間を置いてから、「でも、このきものの為には、誰かが着てあげたほうがいいモンね。」とレジへ・・。                                             そんな私がナゼ「祖母が嫁入りにくれた訪問着を」売ったのか?(冷たいヒトと思われたことでしょう・・)ズバリ!彼女が担ぎの呉服屋に紅いすそ回しの紬を頼んだ際に「お孫さんにでも~。」と、おまけにもらったものだと知っていたからです・・(涙)。彼女は82。生涯現役です。

投稿: ゆん | 2006/10/06 19:00

皆様勘違い!!!
値段は売り手が勝手に付けるので~~~~~~す!!!!!
お商売してみたら解ります。
高いと思えば・・・買わなければいいの!
こんな言葉も有ります「安物買いの銭失い」
貴女の味方は金輪際「ご両親様」しか居ませんから・・・亭主も怪しいし??

こぱんださま!初めまして
>優越感に浸るって・・・寂しすぎる・・・
安物が『善』で高い物ば『悪』なの??

投稿: maymayman | 2006/10/06 19:11

ゆんさま

いえいえ、(冷たいとか)そういうことではなく、
「それでも着て貰った」ほうが、
きものは絶対生きるということです。
箪笥で後生大事に肥やしにされてカビるより。

それにね、作った人たちの技も、着る人がいればこそ
見てもらえる、知ることもできるというもんですよね。
(そんなにすごい作家物でなくとも)

だから、値段が「高い」「安い」だけの話ではなしに、
「着たいもの」「好きなもの」との出会いがあって、
物語はスタートするんですよね。

maymaymanさま

そっか、勝手にねー。
それもそれで納得するものがありますけど。
でもメイメイさんのお店は安いですよね、
木綿もちゃんと扱ってらっしゃるし。
お店(経営者)の考え方が価格にも
反映するということです…か。

投稿: みやざえもん | 2006/10/06 21:38

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