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2006/10/21

ちょっと、中原中也。

     それにしても あれはとほいい彼方で
     
夕陽にけぶつてゐた
         号笛(フィトル)の音のやうに太くて繊弱だつた (言葉なき歌)

中原中也にハマッた時期がありました。
今日の夕刊のちょっとしたコラムで、遠くからチラと見かけたような中也がいました。
やっぱり、好きなんだな、と。あの奔放さも。
ちょっと胸が熱く、じゅわ~と溶けて広がる、ある種の感覚は、年のせい? 
ビールのせい?

いえ、まだ青々とした枝葉を残すみやざということにしておきませう(笑)。
(ちょっと桔梗的?) 因みに金子光晴も好きだったりします。 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

中原中也の「月夜のボタン」が切なくて忘れられない私。お子さんを亡くされたと言う話とかぶって、それで、浜辺に落ちてたボタンが捨てがたかったのではないかと勝手に思い込んでしまった思春期の私でした~^^;                           でも、清純派ではなくって、一番好きな詩人は朔太郎でした・・。べろべろ~。

投稿: ゆん | 2006/10/21 06:55

ゆんさん

 前略~
月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。

それを拾つて、役立てようと 僕は思つたわけでもないが

   月に向つてそれは抛(はふ)れず

   浪に向つてそれは抛れず

僕はそれを、袂に入れた。  ~後略

うん、うん、キュンときます。
「ボタン」は人によって違うんでしょうねー。

投稿: みやざえもん | 2006/10/21 07:37

『 汚れちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる
  汚れちまった悲しみに 今日も風さえ吹きすぎる 』

中原中也と言うと、千爺は帽子をかぶった中也の姿と、この詩とを思い出します。
千爺も高校生の頃は、中也の帽子にあこがれて銀座の帽子専門店「とらや」(字が違うかも)で、似たような帽子を買いました。

今、みやざえもんさんがいらつきながらおっしゃりたい気持ちは、よく判ります。
「それは、違う!」でしょ?(爆)あるいは、「それは、無い!」かな?
でも、事実なのです。事実は小説より奇なり!(笑)

千爺は、信じられないでしょうが、高校生の頃は詩の同人誌「同人幻詩会」を主催してましたから、作品の善し悪しは別にして、詩にはうるさいのであります(笑)

他の好きな作家では(聞いてない?(笑))
西脇順三郎とか、宮澤賢治、大手拓次、草野心平、萩原朔太郎、名前をあげだしたらキリがないですけど、昨日だかも歌詞の一節で、物議をかもしてるニュースがありましたが、あの怒る気持ちも判らないではないですよね?

「汚れちまった悲しみに」
もう、この一節だけで、中原中也であり、たかだか一節ではありますが、これを他の人が使ったら、やはりダメでしょうね。

投稿: 萬屋千兵衛 | 2006/10/21 11:08

千兵衛さん

いえ、そこで  >聞いてない?  うん、全っ然! 

とは、さすがに申しません(笑)。
やはり生まれたときから千爺ではなかったのですね。
口数は生まれた瞬間から多かったかもしれませんが(爆)。
なかなかの桔梗と張り合う文学青年ですね。

「汚れちまった悲しみ」――これは吉田拓郎の歌詞の
中にも使われているんですよね。
んーーーーん、ガラスのように透明で、
頑ななのに、もろく、純粋な青春の心ですね。
え? 千兵衛さん、やだ~、「もうろく」なんていってないですよー(爆)。

投稿: みやざえもん | 2006/10/21 16:37

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